tokorode

ところで

20180212

月曜。祝日だということを知らなかったのでラッキー。寝すぎて頭が痛い。だらだら過ごすことに決めてエヴァンゲリオンのDVDまとめて借りてきてワインと生ハム買ってきて飲みながら観る。DVDはいろんな解説とか台本とか入ってて面白い。毎週放送されるアニメ作るってすごい行為だな。夜は新宿でバーフバリ。凄すぎて笑うというのはあるが、全編それであり、その先があることは知らなかった。だいたいの演出はやりすぎを避けるようになってて、なぜかというとやりすぎると面白くなってしまうからなんだけど、それでもなおやりすぎのその先に突っ込みまくることで新しい世界が見えてくることがわかった。それは繊細さの対極、普遍の極致、つまり神話であった。この作品は神話を語ろうとしていて、神話は不条理で、不条理だからこそ神話になりうると思うんだけど、神話を実現させるための凄みを、今までにない方法で獲得していると思った。それはリアリティの逆なんだけど、だからこそ発生する説得力というものがある。「これがこうなったらかっこいいと思う!」っていうパワーがどの画面にも張り詰めている。条理や推察ではなくて意志が立ち上げる世界があるなと思った。